森のような庭園がある旧家の敷地の一角、その限られた狭小スペースに建てられた家族6人で住まう家である。 外壁に黒色の米杉を使うことで、森のような庭園と調和し、自然な佇まいとなるようにした。 木々に囲まれ部屋が薄暗くなってしまうのではという施主の不安も、木々に囲まれていることを逆手にとり、 プライバシーが守られているというメリットがあると捉え、大きな窓で広い開口を大胆に確保することで解決した。